リサーチをしないで物申す人たち
リサーチをしないで物を申してくる人たちがいます。
騙そうとする意図は感じられないのですが、さりとて丁寧に物事を進めようという心持ちが感じられず、正直に言って信頼できません。
個人的な実例を挙げます。
1つ目は、ベランダの植木に関しての出来事です。
私は低所得層向けのアパート(エレベーター無し)の3階に住んでいます。
ある日のこと。
ベランダに10年以上は置いてある植木に、蟻がたいくさんいることに気がつきました。
「うへぇ!何だこれは?初めてのことだ!」
私は蟻を取り払うべく、植木鉢を持って、ひきこもり優先利用公園なる、なんとも安心できる公園に行きました。
ガサゴソと作業をしていると、高齢の男性が声を掛けてきました。
「おまぇ!ひきこもりか?」
私はビクッとしました。
「は、はい。そ、そうです。」
震えながら、弱々しく返答しました。
「一体、何をしているんだい?」
私は震える声で答えます。
「う、植木鉢に、あ、蟻がたくさんいまして・・・。」
すると、男性はこう言ってきました。
「最初から、その植木には蟻がいたんだね。」
それを聞いて、私は妙に思いました。
この植木は、3階のベランダに10年以上もありました。そして、蟻が発生したのは今回が初めてです。
本当に最初から蟻が植木に入り込んでいたのでしょうか?
私は内心「相手にしても値打ちのなさそうな人だな。無視しよう。」と思い、後は黙々と蟻を取り払う作業をしました。
男性は再び
「蟻が最初からいたんだよ。」
と独り言のように言うと、去って行きました。
ここで仮想をします。
この高齢男性は、以下のように声を掛ける可能性はあったのでしょうか?
「いつ頃から、どういう事態が発生しているのかな?」
すなわち、具体的な質問をすることです。
ですが、実際はそうではありませんでした。
そこからしますと、男性は誰でもいいから話す相手が欲しかったのではないか。高齢であるために仕事は引退し、既婚の子持ちであっても、子供たちは独立。社会的な交流が少なくて人に飢えていたのではないか。
※正し、ある程度の結論を出すためには、男性の生活をリサーチする必要があります。ですが私はそれを実行していませんので、あくまで私が提示した男性像は仮想であることお断っておかなければなりません。
もう1つ、個人的な実例を出します。
私は不眠に悩まされています。
ずっと前なのですが、お医者さんが書いた不眠対策を複数読んだうえで実践してみたのですが、それでも眠れません。
そこで、Q&Aサイト形式の匿名掲示板を利用して「いろいろ試したのですが、眠れません。不眠対策として良い方法を知っている方はいませんか?」と問うてみました。
すると、実際に不眠に悩まされている人からの返答がありましたが、トンチンカンな返答をしてきた人もいました。
「寝酒をしてごらんよ。」
というものです。
不眠対策について調べて頂けるとわかると思いますが、お医者さんは寝酒をしないよう呼びかけています。
これは基礎知識のレベルでありますので、寝酒を進める返答には面食らいました。
参考資料
アルコールで得られる睡眠は、眠りの質が浅くなるからです。途中で目が覚めたり、早朝に目が覚めたりと、短時間の浅く質の悪い睡眠となっていきます。
参考資料(あ画像および文章)の引用元:糸満晴明病院 https://www.seimei.org/itoman_info/515/
自分に声を掛けてくる人は選べません。
そうなりますと、相手を見分けることが肝心です。
相手の方がきちんとリサーチをしているのか。見分けるポイントの一つだと思っています。