自らが噓つきであると証明する方法



今はもう死語かもしれませんが「やるやる詐欺」という言い回しがあります。
何かをやる、と言っておきながら結局は何もしない様を言い表す表現です。

例文を挙げますと
「お父さんは『倉庫の整理をやる』と言っておきながら、もう1年経つわよね。
結局はやらない、やるやる詐欺じゃないの。」
といったものでしょう。
言われた側は、たいてい激怒します。
「俺は今週末に、やろうと決意をしていた。
だのに、そう言われてやる気が無くなった。お前の発言は人の神経を逆なでする。」
とでも言うことでしょう。

しかしながら、言葉とは実に価値の低いもの。
行動が伴って初めて、事実と証明されるのです。

例えば
「しまった、お金が足りない!3千円貸してくれない?返すから。」
と言った場合、それは実際に返済がされることによって、事実と証明されるのです。
返すという言葉は、いくらでも言えます。
それこそ
「1000倍の3百万円にして返すから。」
と、ありえない条件も易々と言えてしまうのです。

私は相手の発言ではなく、行動をモノサシにして見ています。
行動が伴っていない場合、私はその人は自らが嘘つきであることの証明を実践中である、と判断しています。
そして、この状態を打破するシンプルにしてイージーな解決方法があります。
単に、行動することなのです。