7年ぶりの、スゥパァ・マァケットォ♪
代表の北野武博士です。
この前、運営者が7年ぶりにスゥパァ・マァケットォ(いわゆる、スーパーマーケット。)を訪問しました。
なんでも運営者は、ひきこもりポイントなる、あやしいポイントを貯めているそう。
1日ひきこもるごとに10ポイント貯まるらしく、運営者はすぐに200ポイント貯めました。
ポイントを使える店を探していたところ、近所にあるスーパー
「偽りの殿堂!儀装(ぎそう)・ホーテ 杉田店」
で使えることが判明。
運営者は
「おぉ、コーラが飲みたい。この7年間は水道水しか飲んでいない。」
と、興奮のあまり40度の熱を出すほどでした。
身体が落ち着いたら、夜にお店へ。
飲料コーナーへ直行するや、炭酸飲料や果実飲料のボトルを見て興奮!
「あぁ!味の付いている液体だ!水とは違うんだ!」
感動して、手足を振るわせていたところ・・・
近くにいた店員のシニア女性が
「あっ!あっ!」
と悲鳴に近い声をあげた。
「お、お、おしまいの人間だわ!」
こう言うと、駆け足で店の裏へ。
シニア女性は、運営者がひきこもりであることに気がついたのです。
運営者は
「早くコーラを買って、去ろう。」
と急いでレジに行くも、この騒ぎはレジ係員も察知したらしく、ただ一人のレジ係を除いて走り去っていました。
唯一、レジにいたのは高校生の女の子。
おそらく高校一年生でしょう。「研修中」というバッジをつけており、周囲をキョロキョロしながら、不安そうに脅えています。
若いので社会状況の判断ができず、また仕事を始めたばかりなので、とっさに行動できなかったのでしょう。
運営者は無言で女の子にコーラを差し出し、そそくさと会計を済ませようとします。
女の子は震える声で
「ぃぃらっっしゃゃぃぃまませ。」
と、必死に応対します。
「レ、レ、レ、レヒ袋はご入用でひょうか?」
もう、しどろもどろです。
運営者が、普通の人間では無いことを察知した模様です。
「いえ。」
「をぉ、をぉ、お支払ひ方法ふぁ?」
「ひきこもりポイントで払います。」
ここで女の子は、運営者がひきこもりであることに気がついたのです!
「えぇっ!?ええぇぇっっ!!??」
女の子が凍り付きます。
しかし、運営者は早く去りたいので、ポイントカード(ひきこもりカード)を提示。
女の子は、ひきこもりカードを見るや、涙を流し始める!
「マ・・・マ・・ママ、助けて・・・。」
泣きながら、小声で言います。
しかし、懸命にカードをスキャンし
「で、では、ぜ、全額、ポ、ポイントで会計い、いたします。」
と、最後までやりきったのであった!!
運営者はコーラを手にすると、足早に店を去った。
それと同時に、店の裏にいた大勢の店員たちが女の子に駆け寄り
「大丈夫だった?命に別状はない?」
「苦しかったね。具合は?」
「保護者の人を呼ぼうか?」
と、ねぎらうのであった。
しかし、女の子は救急車で運ばれ、そして半年間の入院を余儀なくされたのであった!
こうして、ひきこもりは外出をするだけで社会的な混乱を引き起こすことが証明されたのでありました。