活動報告:駐日ウクライナ大使館訪問


駐日ウクライナ大使館


目次


今回は、東京都港区のウクライナ大使館を訪問するものでした。


大使館前で写真撮影をしていると、身なりの良い日本人の老紳士が話しかけてきました。

編集注:身なりの良い日本人老紳士が、キタノ会運営者の前を通って行った。  が正しいと思われます。]

「医療法人と書かれた紙を手にされいますな。お医者様でありますか?」
私は、少し間をおいてから
「そうです。天才外科医です。」
と答えてしまいました。

すると老紳士は
「そうしますと、先生は・・・」

あぁ、この老紳士は、単なるひきこもりである私を「先生」などと呼ぶ。

「先生は、ウクライナに医療物資を送ろうとされているのですね?」
「そうです。その通りです。」

「それは、それは。ご苦労様です。」
これ以上を嘘をつき続けるわけにはいかず
「すみません。急ぎますので。今日の夕方からは、難しい手術がありますので。」
と言い、会話を終了させました。




ここからは、真面目な話。
立て続けに、3人のシニア世代の方が
「寄付をしに来ました。どうしたら良いでしょう?」
と、近くにいた警官に訪ねていました。

ウクライナ大使館に限らず、どこの大使館周辺にも、たいてい警察官が常に配備されているものです。

警官は
「おそらく、振込にして欲しいと言われますよ。」
と言いつつ、大使館の呼び鈴を押しました。
ですが、大使館の扉は開かず。

戦争のため激務に追われており、応対する余裕がないのかもしれません。
結局、お三方は郵便ポストにお札の入った封筒を入れて去って行きました。


これを見て、調べてみました。

【郵便局より、ウクライナへ募金する方法。】
全国の郵便局(ゆうちょ銀行)からユニセフ募金をご送金いただくことができます。
口座名義 公益財団法人 日本ユニセフ協会
郵便払込口座番号 00190-5-31000
備考 通信欄に「ウクライナK1-140」とご記入ください。

今回、大使館を訪問して感じたことは、リアルさでした。
こう申しますのは、ウクライナのニュースは、画面越しに配信されるものでしかなく、どこか他のニュースと混然一体となった感覚しかありませんでした。

交通事故のニュースがあって、議会のニュースがあって、ウクライナのニュースがあって、お天気コーナーの話があって。
そういった、画面に映るシーンの一つでしかありませんでした。

大使館以外にも、ウクライナ人の講演に足を運ぶことでも体感できるものがあるかもしれませんね。

参加者は、企画運営者のみでした。




戦争は、早く終わるにこしたことはありません。
双方に犠牲者も出ますし、世界も混乱します。

早く平和の実現を願います。