夢は叶わない方が良さそうだ
どうやら夢とは叶わない方が良いらしい。
「ハワイに行きたい。」
と常々言いながら、かれこれ10年以上も実現させていない人がいます。
決して、その人がパスポートやら政治上の都合でハワイ州に入れないわけではないのです。
飛行機に乗れないので船で行く、という心づもりでもないようです。
普通に飛行機に乗れるそうです。
どうやら、この人のハワイ行きは叶わない方が都合が良さそうなのです。
この人の生活をよくよく見ていると、美容やブランド品にお金を使っているのです。
これらに対する出費を削るくらいなら、ハワイを叶えない方が良い選択になっているようなのです。
何かを叶えたければ犠牲が必要となってきます。
- テストに合格したければ、遊ばない代わりに勉強をしなければなりません。
- ビキニをかわいく着たければ、甘いものを我慢しなければなりません。
- ある男性に結婚したい女性がいるのでしたら、水商売系で遊ぶのを止めなればなりません。
先ほどの人物にしてみると
美容・ブランド物 > ハワイ
の式が成り立っているのです。
夢とは文字通りであって、憧れのままでいるのが心地良いのではないでしょうか。
先ほど例示した
- テストに合格する
- ビキニをかわいく着る
- 結婚相手に誠実でいる
ですが、これらは夢ではありません。
目標と呼んだり、試練と呼んだり、必須と呼ぶものです。
「夢を叶える」と言う言葉には、重たい現実がのしかかって来ます。
重たい現実は歓迎されるのでしょうか?
多くの人は身震いすることでしょう。
こうなると、夢は夢のままで叶わぬことが心地良い最高の状態ではないのでしょうか?