ひこもりゲーム
来月より、医療法人キタノ会の代表である北野武博士が監修した、ひきこもり専用のオンラインゲームがリリースされることになりました。
なお、北野博士は、ひきこもりの専門家であり世界トップレベルの知識を持っているとされています。
リリースを前に、私(ハンドルネーム:パン)がインタビューをしてきました。
パン
今日はよろしくお願いします。
北野武博士(以下、たけしと記述)
はい? 何の話ですか?
パン
監修された、オンラインゲームの話です。
たけし
監修なんかしてないです。 人違いでしょ?
パン
えっ? 監修者に、北野武博士と明記されていますよ。
たけし
ちょっと待って。 電話させて。
あ、もしもし。俺さ、ゲームの監修なんかしたっけ?
あ、そう? 名義を貸したの?
監修したことになっているのね?
はい、そう。 了解。じゃあね。
お待たせしました。確かに、監修しました。
パン
えーと・・・、そうですか。
たけし
そうなんです。
パン
どういうゲームですか?
たけし
また電話させてください。
(5分後)
ひきこもりを主人公にしたゲームです。
パン
ひぇ?
たけし
主人公は、ひきこもり。延々と家にひきこもり続けるゲームです。
パン
どういうゲーム展開になるのですか?!
たけし
敵は、両親です。 「家から出ろ!働け!」と責めたてはするものの
「どういうことに困っているのか?どういう支援が必要なのか?」と、相談には乗らない展開になります。
パン
気が重くなります。
たけし
とてもリアルにできています。
パン
ゲームのゴールは、どうなるのでしょう?
たけし
ゴールなんかありません。延々と、ひきこもるだけですから!