活動報告:イスラム教礼拝施設訪問 (東京都渋谷区)


東京ジャーミイ


目次


今回の企画は、東京都渋谷区にある、イスラム教の礼拝施設(モスク)を訪問するものでした。

スタート地点にて

入口です

ハラールショップが併設されています
「ハラール」とは、勧められていること、
と言う意味です。

イスラム教の教えに沿ってつくられた
食品等が販売されています。

ハラールの反対は「ハラーム」です。
禁止されていること、の意です。

モスク(礼拝所)です

女性の方は、スカーフ着用を推奨されます。

内部です

とても壮麗です

ステンドグラスも美しいです

銅像や人物画はありません
偶像崇拝が否定されているからです

したがいまして、天使ガブリエルの像や絵もありません。

キリスト教に詳しい方は「大天使のガブリエル?」と思ったかもしれません。

天使ガブリエル(右)と
聖母マリア(左)

そうです。
受胎告知をした、天使ガブリエル。
イスラム教にも登場するのです。

天使ガブリエル(右)と
預言者ムハンマド(左)

礼拝の様子も見学しました。
礼拝の様子を撮影するのはマナーに反するため、画像ないし動画はありません。

礼拝を見ていて感じたのは、神社、寺院、キリスト教教会でお祈りをする人々と同じような姿だな、と言うことです。

日本ではイスラム教に馴染みが無い方が多いと思いますが、間近で見ていると、他の宗教と似ているようにも思えてきます。
神に祈るという行為は、共通するものがあるのでしょうね。

また、日本人の信徒もいて、礼拝をしていました。


参加者は、主催者のみでした。




見学に来た日本人は、オロオロしているのですが、イスラム教徒の外国人の方々は、たどたどしい日本語で「どうぞ。見学、自由です。入れます。」と、招いていました。

勧誘をする行為はなく、特段、話しかけられることもありませんでした。

報道で見るイメージだけが、イスラム教ではないと体感できることでしょう。

それを言いましたら、日本の宗教施設では、毎日のように滝行をしているのでしょうか?
むしろ日々、静かに庭掃除をし、御祈りをしていることがメインだと思います。

様々な姿を、実際に見てみることが良いのでしょうね。